動植物が、地球上で共生しているというような言い方をしますが、「共生」とは、協力しながら生きる。または、異なる生物が、お互いの不足している事を補いながら生きる事を言うようです。
地球上の「共生」を考えると、「植物」「動物」の他に、「菌類」の存在がクローズアップされてきます。地球上の「共生」とは、大きく分けると「植物」「動物」の2分類だけではなく、「菌類」の暮らしも加えた「植物」「動物」「菌類」の共生となるようです。
地球生物の全てが、お互いに「共生」しているのではなく、それぞれにはパートナー的な存在がいるというような事例が解明されているようです。
このようなしくみは、まだまだ分からない分野の方が多いようですが、例えば、「植物」と「菌類」の共生を、取り上げてみますと、光合成を行う事ができない「菌類」の中には、樹木に寄生する事で、樹木の養分をエネルギーとして吸収する「きのこ」たちがいます。
彼らは、「菌根菌」などと呼ばれ、土壌や木々に菌糸をはりめぐらせ、それぞれから水分やミネラルを頂いているようです。