乳酸菌は、いわゆる善玉菌として悪玉菌の増殖を防ぎ、栄養素の吸収をよくするなど、人の腸内を健康に保つ働きがあると考えられています。腸内環境が悪化した腸は悪玉菌が増え、アルカリ性になっています。このアルカリ性の腸内は、腐敗物がたまりやすくなり、便やおならのにおいもきつくなります。腸内にたまりやすくなる事で便秘にもなりやすくなります。加えて、悪玉菌が増えると下痢や軟便など水分を多く含んだ便にもなりやすくなり、良いことなしです。乳酸菌はこの腸内環境を改善し、腸内を酸性に保つ為排便回数や排便量、便の形状や色、排便後の爽快感などを改善させる効果があるとされています。前述した腸内環境の悪化は、体外にも表れます。肌荒れやニキビなどの肌トラブルは、体内にたまった腐敗物や有害ガスなどの毒素が皮膚に排出された結果とも考えられているのです。ですので、乳酸菌を摂取して腸内環境を整える事が、回りまわって肌荒れ・ニキビ改善につながると言えます。